--dllimport_runtime--no_dllimport_runtime

このオプションを使用すると、ランタイムライブラリを共有ライブラリとして使用したときにシンボルを表示するかどうかを制御できます。

Show/hideデフォルト

デフォルトは --no_dllimport_runtime です。

Show/hide使用法

オプション --dllimport_runtime を使用すると、暗黙的な参照がすべて __declspec(dllimport) としてマークされます。暗黙的な参照とは、ユーザのソースコードには存在しないものの、コンパイラによって使用される参照のことです。以下に、暗黙的な参照の代表的な例を示します。

  • ライブラリに存在するコンパイラヘルパ関数。例えば、ソフトウェア浮動小数点サポートのヘルパ関数があります。

  • C++ ランタイムライブラリに存在するランタイム型情報(RTTI)。

  • ユーザ指定の関数(printf() など)を最適化して実装したもの。この場合、最適化した実装の基になっている、最適化されていない方のユーザ指定の関数が __declspec(dllimport) としてマークされていることが前提です。通常、DLL からどのライブラリ関数をエクスポートするかを表すヘッダファイルには、プラットフォームの DLL バージョンの C ライブラリが記述されます。

Show/hide関連項目

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