浮動小数点数に関する制限

このセクションでは、浮動小数点数の特性について説明します。

Table 41 は、浮動小数点数の特性、範囲、制限を示します。これらの定数は、float.h インクルードファイルで定義されます。

Table 41. 浮動小数点数に関する制限

定数意味
FLT_MAXfloat の最大値3.40282347e+38F
FLT_MINfloat の正規化された正の最小浮動小数点数値1.175494351e-38F
DBL_MAXdouble の最大値1.79769313486231571e+308
DBL_MINdouble の正規化された正の最小浮動小数点数値2.22507385850720138e-308
LDBL_MAXlong double の最大値1.79769313486231571e+308
LDBL_MINlong double の正規化された正の最小浮動小数点数値2.22507385850720138e-308
FLT_MAX_EXPfloat 型の基数 2 の指数の最大値128
FLT_MIN_EXPfloat 型の基数 2 の指数の最小値-125
DBL_MAX_EXPdouble 型の基数 2 の指数の最大値1 024
DBL_MIN_EXPdouble 型の基数 2 の指数の最小値-1 021
LDBL_MAX_EXPlong double 型の基数 2 の指数の最大値1 024
LDBL_MIN_EXPlong double 型の基数 2 の指数の最小値-1 021
FLT_MAX_10_EXPfloat 型の基数 10 の指数の最大値38
FLT_MIN_10_EXPfloat 型の基数 10 の指数の最小値-37
DBL_MAX_10_EXPdouble 型の基数 10 の指数の最大値308
DBL_MIN_10_EXPdouble 型の基数 10 の指数の最小値-307
LDBL_MAX_10_EXPlong double 型の基数 10 の指数の最大値308
LDBL_MIN_10_EXPlong double 型の基数 10 の指数の最小値-307

Table 42 では、浮動小数点数のその他の特性について説明しています。これらの定数も、float.h インクルードファイルで定義されます。

Table 42. 浮動小数点数に関するその他の特性

定数意味
FLT_RADIXARM 浮動小数点数表現のベース(基数)2
FLT_ROUNDS浮動小数点数の丸めモード(直近の値)1
FLT_DIGfloat 型の精度の 10 進数6
DBL_DIGdouble 型の精度の 10 進数15
LDBL_DIGlong double 型の精度の 10 進数15
FLT_MANT_DIGfloat 型の精度の 2 進数24
DBL_MANT_DIGdouble 型の精度の 2 進数53
LDBL_MANT_DIGlong double 型の精度の 2 進数53
FLT_EPSILONfloat 型において 1.0 + x != 1.0 が成り立つ正の値 x の最小値1.19209290e-7F
DBL_EPSILONdouble 型において 1.0 + x != 1.0 が成り立つ正の値 x の最小値2.2204460492503131e-16
LDBL_EPSILONlong double 型において 1.0 + x != 1.0 が成り立つ正の値 x の最小値2.2204460492503131e-16L

Note

  • 浮動小数点数をより精度の低い浮動小数点型の値に変換すると、その値は表現可能な近似値に丸められます。

  • 浮動小数点演算は IEEE 754 に準拠しています。

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