--arm_linux_configure

このオプションは、GNU C ライブラリ glibc のインクルードパス、ライブラリパス、および標準ライブラリについて記述した設定ファイルを作成することによって、ARM Linux で使用するツーを設定します。作成されたコンフィギュレーションファイルは、コードをビルドするときに使用されます。

Show/hide使用法

自動と手動のコンフィギュレーション方法が適用されます。自動コンフィギュレーションでは、インストールされた GNU ツールチェーンが PATH 環境変数に基づいて自動的に検索され、使用するコンフィギュレーション設定を決定するために問い合わせが行われます。手動コンフィギュレーションを実行すると、ヘッダファイルとライブラリに独自の場所を指定できます。手動コンフィギュレーションは、GNU ツールチェーンが完全にインストールされていない場合に使用できます。

自動コンフィギュレーションを使用した場合、GNU ツールチェーンの GCC バージョン番号が設定ファイルに追加されます。いずれかの変換オプショまたは --arm_linux_paths を使用した場合、コンパイラには、設定ファイルから対応する --gnu_version=version オプションが渡されます。

自動コンフィギュレーションを実行するには

  • armcc --arm_linux_configure --arm_linux_config_file=config_file_path --configure_gcc=path --configure_gld=path

    config_file_path は、作成される設定ファイルのパスとファイル名です。GNU コンパイラコレクション(GCC)ドライバの場所と GNU リンカの場所をオプションで指定して、システム環境変数 PATH によって指定された場所をオーバーライドすることもできます。

手動コンフィギュレーションを実行するには

  • armcc --arm_linux_configure --arm_linux_config_file=path --configure_cpp_headers=path --configure_sysroot=path

    GNU libstdc++ 標準テンプレートライブラリ(STL)のヘッダファイルへのパス、およびライブラリとヘッダファイルが含まれているシステムルートパスが指定されます。

Show/hide制約条件

自動コンフィギュレーションを実行するには、GNU ツールチェーンがシステム上に存在することが必要です。

自動コンフィギュレーションを利用する場合は、システム環境変数 PATH を使用して ARM Linux GCC を検索できる必要があります。適切な GCC がシステムパスにない場合は、GCC をパスに追加するか、--configure_gcc(およびオプションで --configure_gld)を使用して、適切な GCC の場所を手動で指定できます。

Show/hideデフォルト

追加のオプションを使用して GCC または GNU リンカの場所を指定しない限り、自動コンフィギュレーションが適用されます。つまり、追加のオプションを使用して場所を指定しない限り、システムパス環境変数に基づいて ARM Linux GCC の検索がコンパイラによって試みられます。

Show/hide関連項目

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