--compatible=name

このオプションを使用すると、複数のターゲットアーキテクチャまたはプロセッサと互換性のあるコードを生成できます。

Show/hide構文

--compatible=name

各パラメータには以下の意味があります。

name

ターゲットプロセッサまたはアーキテクチャの名前、または NONE です。プロセッサ名とアーキテクチャ名では、大文字と小文字は区別されません。

このオプションがコマンドラインで複数回指定された場合は、最後に指定されたオプションがそれより前のオプションをオーバーライドします。

指定されたこのオプションをすべて無効にするには、コマンドラインの末尾で --compatible=NONE を指定します。

Show/hide使用法

このオプションを使用すると、同じソースコードをターゲットごとに逐一コンパイルする必要がありません。将来、ターゲットのアップグレード予定され、異なるアーキテクチャまたはプロセッサが使用される可能性がある場合、このオプションを適用することによって、ターゲットごと再コンパイルする手間を省くことができます。

詳細については、Table 2 を参照して下さい。有効な組み合わせは以下のとおりです。

  • --cpu=CPU_from_group1 --compatible=CPU_from_group2

  • --cpu=CPU_from_group2 --compatible=CPU_from_group1.

Table 2. 互換性のあるプロセッサまたはアーキテクチャの組み合わせ

グループ 1ARM7TDMI4T
グループ 2Cortex-M0Cortex-M1Cortex-M3Cortex-M47-M6-M6S-MSC300SC000

これ以外の組み合わせは使用できません。

これにより、--cpu --compatible の両方と互換性のあるコードがコンパイルされます。これは、Thumb1 の命令のみが使用されることを意味します(グループ 1 とグループ 2 の共通機能)。

Note

生成されたコードは複数のターゲットと互換性があるものの、単一のターゲットプロセッサまたはアーキテクチャ向けにコンパイルした場合と比、コードの効率が犠牲になる可能性があります。

Show/hide

この例では、ARM7TDMI プロセッサと Cortex-M4 プロセッサの両方と互換性があるコードを生成します。

armcc --cpu=arm7tdmi --compatible=cortex-m4 myprog.c

Show/hide関連項目

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Non-ConfidentialID081711