--entry=location

このオプションは、イメージ固有の初期エントリポイントを指定します。

Show/hide構文

--entry=location

location には、次のいずれかを指定します。

entry_address

数値。例えば、--entry=0x0 です。

symbol

イメージのエントリポイントを symbol のアドレスとして指定します。例えば、--entry=reset_handler と指定します。

offset+object(section)

イメージのエントリポイントを特定の object 内の section 内にある offset として指定します。以下に例を示します。 --entry=8+startup.o(startupseg)

--entry の引数内にはスペースを挿入しないで下さい。入力セクションとオブジェクト名では大文字と小文字が区別されません。以下の単純な表記を使用できます。

  • object(section)offset が 0 の場合)

  • object(入力セクションが 1 つだけの場合)。object 内に複数のコード入力セクションが存在すると armlink でエラーメッセージが生成されます。

Note

イメージのエントリアドレスが Thumb 状態の場合、アドレスの最下位ビットを 1 に設定する必要があります。シンボルを指定すると、自動的に設定されます。例えば、Thumb 状態でエントリコードがアドレス 0x8000 で開始される場合は、--entry=0x8001 を使用する必要があります。

Note

--ltcg を使用した場合、--entry symbol のみ使用可能です。

Show/hide使用法

イメージには複数のエントリポイントを含めることができますが、このオプションを使用して指定された初期エントリポイントは、ローダで使用できるように実行可能ファイルのヘッダに保存されます。このオプションはコマンドライン内で 1 回のみ指定できます。デバッガでイメージをロードするとき、このエントリアドレスを使用してプログラムカウンタ(PC)が初期化されます。初期エントリポイントは、以下の条件を満たしている必要があります。

  • イメージのエントリポイントは、実行領域内にある必要があります。

  • 実行領域は、オーバーレイでないルート実行領域(ロードアドレス == 実行アドレス)であることが必要です。

Show/hide関連項目

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