9.6 RVCT v3.1 と RVCT v4.0 の間でのアセンブラの変更点

RVCT v4.0 ではさまざまな変更が armasm に加えられました。

アセンブラについては、以下の点が変更されています。

  • -O コマンドラインオプションが廃止される予定です。-O は、名前付きファイルに出力する -o と同じ意味です。これは、ユーザが同じ名前の armcc オプションと混同することを避けるために、廃止されることになりました。

  • -D コマンドラインオプションが廃止されました。代わりに --depend を使用して下さい。

  • LDM r0!,{r0-r4} がライトバックを無視しなくなりました。以前の Thumb では、 LDM r0!,{r0-r4} はエンコードされた 16 ビット LDM 命令にアセンブルされて警告が生成され、ライトバックは行われませんでした。構文によってライトバックが要求されますが、このエンコーディングは 32 ビット エンコード Thumb 命令がサポートされている場合でしか使用できないので、エラーが生成されます。16 ビット エンコード Thumb 命令が作成されるようにするには、ライトバックを削除する必要があります。

  • 論理演算子 | は、ソース内の変数の置き換えにおいて問題を発生させる可能性があるため、廃止されました。アセンブラは、論理演算子として使用されている 1 つ目の | を検出したときに警告を出力します。代わりに、:OR:演算子を使用して下さい。

関連する参考文書
9.2 RVCT v3.1 と RVCT v4.0 の間での全般的な変更点
関連情報
加算、減算、および論理演算子(armasm)
--depend=dependfile アセンブラオプション
-o filename アセンブラオプション
非機密扱いPDF file icon PDF 版ARM DUI0530JJ
Copyright © 2010-2013 ARM.All rights reserved.