10.1 RVCT v3.0 と RVCT v3.1 の間での全般的な変更点

RVCT v3.1 ではさまざまな一般的な変更が加えられています。

以下の変更点は、複数のツールに影響します。

  • 古い ABI(--apcs=/adsabi)はサポートされなくなりました。

  • -O3 は、--fpmode=fast を含みません。

RVCT v3.1 と従来のオブジェクトおよびライブラリとの互換性

RVCT v3.1 では、オプション --apcs /adsabi が使用できなくなりました。ADS 互換オブジェクトのコンパイルおよび古い ADS オブジェクトとライブラリのリンクも実行できなくなりました。

RVCT v3.1 リンカおよび C/C++ ライブラリを使用する場合、RVCT 2.x オブジェクトおよびライブラリコードの下位互換性がサポートされます。ただし、上位互換性は保証されていません。

以上のような制限事項があるため、ユーザやサードパーティによって提供されるライブラリを含むプロジェクト全体を RVCT v3.1 を使用して再ビルドすることをお勧めします。これは、潜在的な非互換性の問題を回避し、RVCT v3.1 が提供する向上した最適化機能、拡張機能、および新機能を十分に活用するためです。

関連情報
--apcs=qualifier...qualifier コンパイラオプション
--dwarf2 コンパイラオプション
--dwarf3 コンパイラオプション
--fpmode=model コンパイラオプション
-g コンパイラオプション
-Onum コンパイラオプション
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