11.1 RVCT v2.2 と RVCT v3.0 の間での全般的な変更点

RVCT v3.0 ではさまざまな一般的な変更が加えられています。

以下の変更点は、複数のツールに影響します。

  • DWARF3 がデフォルトです。

  • RVCT v2.1 以降で、-g-O0 を意味しなくなりました。最適化レベルを特定せずに -g を指定した場合、以下の警告が生成されます。

    警告:C2083W:最適化レベルが指定されない場合、-g はデフォルトで -O2 になります

従来の RVCT v2.x オブジェクトやライブラリとの互換性

RVCT v3.0 リンカおよび C/C++ ライブラリを使用する場合、RVCT v2.x オブジェクトおよびライブラリコードの下位互換性がサポートされます。ただし、上位互換性は保証されていません。

リンクには、古い ARM ツールのリンカではなく、RVCT v3.0 リンカを使用する必要があります。これは、古いリンカは RVCT v3.0 コンパイラによって生成されたオブジェクトを処理できないためです。

これらの制限を踏まえて、ARM では、ユーザ指定のライブラリを含むプロジェクト全体を RVCT v3.0 で再ビルドすることを強くお勧めします。これは、潜在的な互換性の問題を回避し、RVCT v3.0 によって提供される向上した最適化機能、拡張機能、および新機能を十分に活用することを目的としています。

関連情報
--apcs=qualifier...qualifier コンパイラオプション
--dwarf2 コンパイラオプション
--dwarf3 コンパイラオプション
--fpmode=model コンパイラオプション
-g コンパイラオプション
-Onum コンパイラオプション
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