VLDR と VSTR(ポストインクリメントとプレデクリメント)

ポストインクリメントとプレデクリメントを行う拡張レジスタをロードまたはストアする擬似命令。

Note

ポストインクリメントとプレデクリメントを行わない VLDR 命令と VSTR 命令もあります。

Show/hide構文

op{cond}{.size} Fd, [Rn], #offset          ; ポストインクリメント
op{cond}{.size} Fd, [Rn, #-offset]!        ; プレデクリメント

各項目には以下の意味があります。

op

以下を指定します。

  • VLDR - メモリから拡張レジスタをロードします。

  • VSTR - 拡張レジスタの内容をメモリにストアします。

cond

任意の条件コードを指定します。

size

任意に指定できるデータサイズ指定子です。FdS レジスタの場合は 32、FdD レジスタの場合は 64 にします。

Fd

ロードまたは保存する拡張レジスタを指定します。Advanced SIMD 命令の場合は、ダブルワード(Dd)レジスタである必要があります。浮動小数点命令の場合は、倍精度(Dd)レジスタか単精度(Sd)レジスタのいずれかである必要があります。

Rn

転送用のベースアドレスを保持する ARM レジスタを指定します。

offset

アセンブリ時に数値が求められる数値式である必要があります。値は、FdS レジスタの場合は 4FdD レジスタの場合は 8 にします。

Show/hide使用法

ポストインクリメント命令は、転送後にレジスタ内のベースアドレスをオフセット値の分だけインクリメントします。プレデクリメント命令は、レジスタ内のベースアドレスをオフセット値の分だけデクリメントしてから、レジスタ内の新しいアドレスを使用して転送を実行します。これらの擬似命令は、VLDM 命令または VSTM 命令にアセンブルされます。

Show/hide関連項目

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