3.66 --widthxbanks

このオプションを指定すると、複数のメモリバンク用に複数のファイルが出力されます。

構文

--widthxbanks
各項目には以下の意味があります。
banks
ターゲットメモリシステム内のメモリバンクの数を指定します。これにより、各ロード領域に生成される出力ファイルの数が決まります。
width
ターゲットメモリシステムにおけるメモリの幅を指定します(8 ビット、16 ビット、32 ビット、または 64 ビット)。
有効な設定は以下のとおりです。
--8x1 --8x2 --8x4 --16x1 --16x2 --32x1 --32x2 --64x1

使用法

複数の設定が指定されている場合、fromelf は最後に指定された設定を使用します。
イメージに 1 つのロード領域がある場合は、fromelf によって、 banks で指定された数のファイルが生成されます。ファイル名は、以下の命名規則に基づいて --output=destination 引数から付けられます。
  • メモリバンクが 1 つしかない場合( banks =1)、出力ファイルの名前は destination になります。
  • 複数のメモリバンクがある場合( banks  > 1)、fromelf は、 destinationN に指定された banks 数の ファイルを生成します。 N は、0 から banks - 1 までの範囲です。出力ファイル名のファイル拡張子を指定すると、ファイル拡張子の前に番号 N が付けられます。例えば、
    fromelf --cpu=8-A.32 --vhx --8x2 test.axf --output=test.txt
    
    これにより、test0.txt および test1.txt という名前の 2 つのファイルが生成されます。
イメージに複数のロード領域がある場合は、fromelf は、 destination という名前のディレクトリを作成し、 そのディレクトリに各ロード領域用の banks ファイルを生成します。各ロード領域用のファイルには load_regionN という名前が付けられます。 load_region はロード領域の名前で、 N は、0 から banks - 1 までの範囲です。以下に例を示します。
fromelf --cpu=8-A.32 --vhx --8x2 multiload.axf --output=regions/
これにより regions ディレクトリに以下のようなファイルが生成されます。
EXEC_ROM0 EXEC_ROM1 RAM0 RAM1
width により指定されたメモリの幅によって、各出力ファイルの 1 行に保存されるメモリの量が決まります。各出力ファイルのサイズは、読み取るメモリのサイズを、作成されるファイル数で分割したものです。以下に例を示します。
  • fromelf --cpu=8-A.32 --vhx --8x4 test.axf --output=file により 4 つのファイル(file0file1file2、および file3)が生成されます。各ファイルには、以下のような 1 バイトの行が含まれます。
    00 00 2D 00 2C 8F
    …
  • fromelf --vhx --16x2 test.axf --output=file により 2 つのファイル(file0 および file1)が生成されます。各ファイルには、以下のような 2 バイトの行が含まれます。
    0000 002D 002C
    …

制約条件

このオプションは --output と組み合わせて使用する必要があります。
関連する参考文書
3.2 --bin
3.46 --output=destination
3.61 --vhx
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