1.2.4 ARM C および C++ ライブラリのディレクトリ構造

armlib
ARM® C ライブラリ、浮動小数点演算ライブラリ(fplib)、数学ライブラリ(mathlib)のバリアントが保存されています。
libcxx
すべての libc++ ライブラリおよび libc++abi ライブラリが含まれています。
cpplib
Rogue Wave C++ ライブラリ(cpp_*)とサポート ARM C++ 関数(cpprt_*)のバリアントが保存されています。これらはまとめて「 ARM C++ ライブラリ」と呼ばれます。
これらのライブラリの付属のヘッダファイルは、以下にインストールされています。
install_directory\include
代替のトップレベルの lib ディレクトリを指定するには、新しいディレクトリを指すように ARMCOMPILER6LIB 環境変数または ARMLIB 環境変数のどちらかを設定するか、--libpath オプションを使用します。C++ ライブラリの libcxx または cpplib から選択するには、--stdlib オプションを使用します。
このディレクトリは今後のリリースで変更される可能性があるため、armlib ディレクトリ、cpplib ディレクトリ、および libcxx ディレクトリを個別に指定しないで下さい。リンカは、lib の場所からこれらのディレクトリを見つけます。

  • ARM C ライブラリはバイナリ形式でのみ提供されています。
  • ARM ライブラリは絶対に改変しないで下さい。ライブラリ関数の実装を新しく作成する場合は、新しい関数をオブジェクトファイル内か独自のライブラリ内に配置し、アプリケーションのリンク時にそれをインクルードします。これにより、標準ライブラリ版ではなく、ユーザ独自版の関数が使用されます。
  • 通常、ISO C ライブラリ内には、ターゲット依存アプリケーションを作成するために再実装を必要とする関数はごくわずかしかありません。
  • ARM コンパイラ 6 に付属する Libc++ ライブラリおよび Libc++abi ライブラリは、オープンソースの libc++ ライブラリおよび libc++abi ライブラリをベースにしています。ARM により行われた変更は、エンドユーザライセンス契約に記載されている制約によりカバーされます。
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