2.8 microlib 入出力関数のカスタマイズ

Microlib では、制限された stdio サブシステムが用意されています。高レベル I/O 関数を使用するには、ベース I/O 関数を再実装する必要があります。

microlib では、バッファされない stdinstdout、および stderr のみをサポートする制限された stdio サブシステムが用意されています。これによって、printf() を使用してアプリケーションから診断メッセージを表示することができます。
高レベル I/O 関数を使用するには、ユーザ個別の I/O デバイスで使用する次のベース関数を独自に実装する必要があります。
fputc()
すべての出力関数にこのベース関数を実装します。例えば、fprintf()printf()fwrite()fputs()puts()putc()putchar() です。
fgetc()
すべての入力関数にこのベース関数を実装します。例えば、fscanf()scanf()fread()read()fgets()gets()getc()getchar() です。
__backspace()
入力関数で scanf() または fscanf() を使用する場合は、このベース関数を実装します。

microlib でサポートされていない変換は、%lc%ls、および %a です。
関連する概念
2.1 microlib について
2.2 microlib とデフォルトの C ライブラリの違い
2.3 microlib のライブラリヒープ使用状況の要件
2.4 microlib でサポートされていない ISO C 機能
2.5 microlib を使用したアプリケーションのビルド
2.7 microlib とリンクしたプログラムの開始と終了
1.18 C ライブラリでの __backspace() の再実装
関連する作業
2.6 microlib で使用するスタックおよびヒープの設定
関連する参考文書
1.12 C および C++ ライブラリでの入出力関数のカスタマイズ
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