4.4 _clock_init()

rt_misc.h で定義される _clock_init() 関数は、clock() の初期化関数です。

C ライブラリ標準にはありませんが、 ARM® C ライブラリでは拡張機能としてサポートされています。

構文

void _clock_init( void );

使用法

これは、実装に固有の方法で再実装できる関数です。ライブラリ初期化コードから呼び出されるため、アプリケーションコードから呼び出す必要はありません。

clock() を再実装する場合は、この関数も再実装する必要があります。
_clock_init() が適用される初期化によって、プログラムが開始されたときからの経過時間が clock() から返されるようになります。
_clock_init() を再実装する方法の例として、タイマをゼロに設定することが考えられます。ただし、clock() の実装が、リセットできないシステムタイマに依存している場合は、_clock_init() で起動時(ライブラリ初期化コードからの呼び出し時)に時間を読み取り、その後に clock() で現在のタイマ値から初期化時に読み取った時間を減算します。いずれの場合も、何らかの形式の初期化が _clock_init() に必要です。
関連する参考文書
1.6.5 C ライブラリ関数の直接セミホスティング依存関数
非機密扱いPDF file icon PDF 版ARM DUI0808CJ
Copyright © 2014, 2015 ARM.All rights reserved.