__rt_heap_extend()

rt_heap.h で定義されるこの関数は、可能な場合、ヒープに追加するための新しいメモリブロックを返します。

__rt_stackheap_init() を再実装する場合は、この関数を再実装する必要があります。プロトタイプの実装例が rt_memory.s に収録されています。

この関数は C ライブラリ標準にはありませんが、ARM C ライブラリでは拡張としてサポートされています。

Show/hide構文

extern unsigned __rt_heap_extend(unsigned size, void **block);

Show/hide使用法

呼び出し規則は通常の AAPCS に準じます。エントリ時、r0 は追加されるブロックの最小サイズを保持し、r1 はベースアドレスが保存される場所を指すポインタを保持します。

デフォルトの実装には以下の特性があります。

  • 以下のいずれかのサイズが返されます。

    • AArch32 ステートでは、要求されたサイズ以上の 8 バイトの倍数

    • AArch64 ステートでは、要求されたサイズ以上の 16 バイトの倍数

    • 要求を満たせない場合は 0

  • 返されるベースアドレスは以下に基づいて整列されます。

    • AArch32 ステートでは 8 バイト境界

    • AArch64 ステートでは 16 バイト境界

  • サイズはバイト単位で処理されること。

  • この関数には、ARM アーキテクチャ向けプロシージャコール標準(AAPCS)の制約条件のみが適用されます。

Show/hide戻り値

デフォルトの実装では、十分な空きヒープメモリがある場合にヒープが拡張されます。それが不可能な場合、実装されていれば、__user_heap_extend() が呼び出されます。終了処理では、r0 は取得されたブロックのサイズ、または何も取得されなかった場合は 0 を保持し、エントリ時に r1 が指したメモリ位置にブロックのベースアドレスが保持されます。

Show/hide関連項目

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